Bill Evans - The Village Vanguard Sessions (MSP-47002) 11973 US Milestoneオリジナル盤 茶Lbl. 2枚組
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1973年発表。モダン・ジャズの歴史における最大の転換点であり、ピアノ・トリオという編成の概念を完全に覆した至高の天才ピアニスト、ビル・エヴァンス(Bill Evans)。本作は彼がスコット・ラファロ(Scott LaFaro、ベース)、ポール・モチアン(Paul Motian、ドラムス)との「最初期にして至高の黄金トリオ」を率いて、1961年6月25日にニューヨークのクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」で行った、ジャズの歴史において最も美しく最もスリリングな瞬間を捉えた伝説のライヴ音源を完全網羅した、極めて贅沢な2枚組LPです!ジャズ史にその名を刻む金字塔的な音源を一挙に堪能できる、貴重な1973年のUS Milestoneオリジナル盤(MSP-47002)での入荷となります。
本作の最大のポイントは、世界中でタイムレスに愛され続けるジャズ史を代表する大名盤『Waltz For Debby』と、その対をなす兄弟盤『Sunday At The Village Vanguard』という、同日の昼夜セッションから生まれた2枚のオリジナル・アルバムの収録曲を、マニア心をくすぐる「独自の曲順で再構成」している点にあります。このギグのわずか10日後、自動車事故により25歳という若さで夭折した天才ベーシスト、スコット・ラファロの瑞々しく縦横無尽なハイスピード・ベースと、エヴァンスの知的ながらも深く抒情的なピアノ、そして一打一打が空間を彩るモチアンの繊細なドラミングによる「三位一体の究極のインタープレイ」を、ひとつの大きなストーリーのようにノンストップで体験できる極上の編集盤へと仕上がっています。
収録曲は、ジャズ・ファンのみならず全ての音楽リスナーの胸を打つエバーグリーンな名演のオンパレード。なかでも、エヴァンスのイントロの一音から聴く者すべてをロマンチックな深淵へと誘う至高のバラード名演「My Foolish Heart(愚かなるわが心)」をはじめ、ラファロの最高峰のソロが堪能できる「Gloria's Step」、静謐な美しさが際立つ「Waltz For Debby(デビィのワルツ)」など、どこに針を落としても完璧なクオリティを誇ります。観客の食器の触れ合うリアルな生活音や会場のざわめきといった「その場の空気感」までが奇跡的なバランスでパッケージされており、スピーカーの前に座るだけで1961年のニューヨークへとタイムスリップさせてくれます。
エヴァンスのキャリアにおいて最も幸福で、かつ奇跡的なバランスで成立していた伝説の一日を最高のボリュームで堪能できる、全ジャズ・リスナー一生モノのマスターピース。70年代のUS Milestoneオリジナル盤プレスならではの、ふくよかでファットなウッドベースの胴鳴り、モチアンが叩き出す繊細なブラシの質感、そしてエヴァンスのピアノが放つ丸みのある極上のトーンを、ぜひ2枚組アナログ・レコードが放つ豊かな音圧とダイナミズムで心ゆくまでご堪能ください!